貝さえあれば何もいらないという方へ
おいしい貝の本
エイ出版社
2015.11.2
この本のあらすじ
とにかく好きな人は好きで、居酒屋で貝があれば必ず頼む貝という存在に、クローズアップする、日本で唯一のムック。日本全国の貝に関する知識はもちろんのこと、本当に美味しい貝が食べられる店や、貝のさばき方から様々な貝料理の調理法など、貝好きならば必見の企画ばかり! 日本全国、津々浦々、貝のことならこの一冊で全てカバー!
おすすめコメント
その名の通り、貝好きによる貝好きのための貝の本です。貝について生物学的に解説した本や、美しい貝殻を集めた図鑑的な本はいくつかありますが、食べ物としての貝にここまで特化した本はおそらく他にありません!食欲を刺戟するシズル感のある写真がたくさん掲載されていて、貝好きにとってはたまらない一冊となっています。あと「貝を焼き、喰う。ただそれだけのことがこんなにも幸せだなんて。」「辛抱たまらん、片面焼きのカタルシス。」など、大いに味のあるキャッチコピーも見所です!
超親切仕様のレシピに注目!
小さな店が教える玄人つまみ
エイ出版社
2016.1.14
この本のあらすじ
小さな飲食店には料理も、店づくりも工夫が詰まっています。
本書はその中でも常に支持を受けている繁盛店20軒にお酒を飲みたくなるつまみのレシピを考案していただきました。実際にお店で出しているメニューから、オリジナルメニューまで、日々研鑽を続ける料理人ならではの絶佳なるレシピを100品用意しました。
すべてのレシピにおいて、調理工程のほとんどを写真に収めるという、超親切仕様。プロフェッショナルな方々だけでなく、一般の料理好きの方々もちゃんと作れることにこだわりました。
おすすめコメント
本書の特徴は何と言っても人気店のレシピがたくさんの写真とともに非常に丁寧に紹介されているところでしょう。下ごしらえから盛り付けまで、名店のレシピについて多くのスペースを割いてここまで事細かに解説した本はそうそうお目にかかれません。是非一度ご覧になってみてください。また紹介されているお店の図面や繁盛のヒントも数多く掲載されているので、これから飲食店を始めたい方や、飲食店オーナーの方にもオススメの一冊です。
内容もボリュームも大満足
珍生物図鑑
エイ出版社
2015.8.27
この本のあらすじ
話題のCMで人気のチベットスナギツネ、沼津港深海水族館のお目当てであるダイオウグソクムシ、はたまた一世を風靡したウーパールーパーなど、この地球にはまだまだ知られざる珍生物がたくさんいます。それらをまとめて紹介しているのがこの『珍生物図鑑』。著者は、動物好きのコラムニスト、ワクサカソウヘイさん。軽妙なタッチで珍生物の魅力をお伝えします。読んで楽しい図鑑として、写真集として、珍生物の世界へ誘います。全てふりがなつきで、お子さまにも楽しく読んでいただけます。
おすすめコメント
いやー、地球には本当に変わった生き物がたくさんいるものですね。本書では思わず二度見してしまうような珍生物たちを「哺乳類の珍生物」「空の珍生物」「海の珍生物」などに分類し、写真と解説とで丁寧に紹介しています。ナマケモノやマンボウ、コンドルといった比較的メジャーなものから、サイガ、クジャクバト、オジサンといった耳慣れないものまで、その数なんと50種類以上!内容的にもボリューム的にも大満足な一冊です。
2016年、注目度no.1はこの器官!
腸内環境を整えて不調を解消する10の基本
エイ出版社
2015.8.1
この本のあらすじ
いま「腸内環境」が注目されています。調子がすぐれない、ヤセない、太れない、疲れる、やる気が出ない、などの不調のほか、花粉症、肌荒れ、アトピー、糖尿病などが発生する原因に、腸内環境が大きく関わっている可能性があることが最近わかってきたのです。そうした腸がになう重要な役割を、いち早く、わかりやすく解説したのがこの一冊です。第1章は「腸内フローラで不調をなくすための10のきほん」と題して、腸内環境の基礎を解説。第2章「あの病気もこの不調も腸内フローラが関係している?」では、より実践的な内容を紹介していきます。そして第3章では、腸にやさしく、腸内フローラを育てるための、美味しいレシピ集を紹介しています。
おすすめコメント
人の体で最大の免疫器官で、「第二の脳」と言われるほど重要な器官でありながらも、今まであまり注目されてこなかった腸。近年「腸内環境」を整えることは、病気予防、免疫力向上など、美容と健康の両観点から脚光を浴びています。本書では、腸について全く知識がないという方を対象に、その重要性と整え方をわかりやすく解説。今までの腸についての認識が一変する目からウロコの一冊です。そういえば、先日現役を引退した元サッカー日本代表MF鈴木啓太が第二の人生として選んだのも「腸内フローラ解析事業」でしたね。今後ますます注目が高まっていく「腸内環境」を知るための第一歩としてオススメです!
いかがでしたか。今回ご紹介した4冊の他にも『燻製の基本』『女性のための危機回避マニュアル』などピンポイントながら興味深い内容のものが多数出版されています。今後も注目していきたいシリーズです。さて次週は「初心者のための落語入門」をお送りします。どうぞお楽しみに!