#あの人に気になるあのこと聞いてみた
超絶サバイバル漫画が実写映画に!
『アイアムアヒーロー』が世界にZQNパニックを巻き起こす!!
累計500万部を突破している花沢健吾の人気漫画『アイアムアヒーロー』が実写映画化される! メガホンを握るのは『図書館戦争』シリーズ、『GANTZ』シリーズなどスケールの大きなアクションエンタメで実績を残している佐藤信介。
ある日、突然、凶暴化して人間を襲うようになった謎の感染者=“ZQN(ゾキュン)”の大群によって大パニックが発生。そんな中、なりゆきで女子高生と一緒に逃亡することになった中年男性・鈴木英雄の姿を描くパニックムービーだ。キャストとして、主人公・英雄役の大泉洋をはじめ、長澤まさみ、有村架純など人気・実力ともにそろった役者陣が集結。思わぬ役者がZQNへと変貌するので、その怪演も要注目だ。
日常の崩壊を描くパニックムービーは洋画でも人気の定番ジャンルだが、本作は海外の作品にも負けないインパクトとスリルがある。ぜひ劇場で体感していただきたい!!
平凡な日常は突然終わりを告げた……!
STORY
かつて漫画の賞をとったものの、今は自分の作品を雑誌に載せることはできず、漫画家アシスタントとして日々の生活をしのいでいる鈴木英雄35歳。ある日、アシスタントの徹夜仕事を終えて英雄が自宅に戻ったところ、そこには異形の姿になってしまった同棲中の彼女が。命からがら逃げ出した英雄は、人々を襲う謎の感染者=“ZQN(ゾキュン)”が街中にあふれているのを目撃する。
英雄は行きずりの女子高生・比呂美とタクシーで東京を離れ、標高の高い場所では感染しないという噂を頼りに富士山を目指す。富士山に向かう英雄と比呂美がたどり着いたのは、とあるアウトレットモール。そこには建物に立てこもってZQNに対抗している人々がいた……。
『アイアムアヒーロー』の見どころ その1
世界が絶賛!
本作は日本公開にさきがけて海外の映画祭で公開されたが、そこで観客の大絶賛と大興奮を獲得している。
SFやホラー、サスペンスなどの作品を取り上げる世界三大ファンタスティック映画祭のひとつであるスペインのシッチェス・カタロニア映画祭では、観客賞と最優秀特殊効果賞を獲得。
同じく世界三大ファンタスティック映画祭のひとつであるポルトガルのポルト国際映画祭では、観客賞と優れたアジア映画に贈られるオリエンタルエキスプレス特別賞を獲得。
アメリカのテキサス州で開かれる映画と音楽などの大規模イベント、サウス・バイ・サウスウエストでは、ジャンル映画を集めたミッドナイターズ部門で観客賞を獲得。
映画祭に集まるのはアクションやホラーなどエンタメ映画の熱いファンばかり。観客賞受賞は、そうした目の肥えたファンにしっかりと支持されたことの証しと言える。『アイアムアヒーロー』は世界が認めた傑作なのだ!
『アイアムアヒーロー』の見どころ その2
特殊メイク、アクションがスゴい!
映画に登場する“ZQN(ゾキュン)”と呼ばれる謎の感染者の特殊メイクやアクションは必見!
特殊メイクと特殊造形統括を担当したのは、『永遠の0』『寄生獣』『百円の恋』などでも特殊メイクを手がけた藤原カクセイ。“特殊メイク番長”と呼ばれる藤原の作り出したZQNは恐ろしくも魅力的。大量に登場するZQNたちは、特殊メイクによってビジュアル面でも全員見事にキャラが立っている。
ZQNと英雄たちとのバトル描写もすさまじいが、アクションコーディネーターをつとめたのは『GANTZ』シリーズや『図書館戦争』シリーズなどでも佐藤信介監督とタッグを組んでいる下村勇二。『導火線 FLASH POINT』など海外作品でも活躍する下村だけに高いレベルのアクションが繰り広げられる。
また、邦画では珍しいカーアクションや、たくさんのエキストラを投入した街中のパニックシーンなどにも力が込められていて、本作をスケールの大きなエンタメ映画に仕上げている。
『アイアムアヒーロー』の見どころ その3
主人公・英雄(ひでお)が英雄(ヒーロー)になる瞬間に感動!
本作の主人公の鈴木英雄には、思わず感情移入をしてしまう魅力にあふれている。
原作の花沢健吾の作品は、モテない男を主人公として魅力的に描くことに定評がある。花沢が本特集内のインタビューで「(最初は)僕をそのままトレースした」と語った鈴木英雄は、善良ではあるものの非常に小心な男で、ライフル射撃という特技があるのに、なかなかそれを活かせない。
他の人たちがエアガンなどで武装している中、せっかく本物のライフルを持っているのに、銃刀法のことなどを気にして中々銃を撃てない。社会が崩壊しかかっているのに、小心な善人なため、ついつい法律を律儀に守ってしまうのだ。
そんな英雄(ひでお)だからこそ、彼がついに誰かを守るため、英雄(ヒーロー)になって銃をぶっぱなすシーンにはとてつもないカタルシスを感じるのだ!!
ZQNパニックに放り込まれる人々
CHARACTER
鈴木英雄(すずき ひでお 演:大泉洋)
将来を期待された漫画家だったが、今はしがない漫画家アシスタントで、同棲中の彼女との関係も破局寸前。小心者の善人で法律などのルールを破ることができない。クレー射撃が趣味でライフルを所持している。
大泉洋(おおいずみ よう)
1973年4月3日生まれ。北海道出身。バラエティ番組『水曜どうでしょう』で大人気を博し、以降、数々のドラマ、映画に出演。主な出演作は映画『探偵はBARにいる』『駆込み女と駆出し男』、ドラマ『真田丸』など。
比呂美(ひろみ 演:有村架純)
なりゆきで英雄と一緒に東京から逃げることになった女子高生。かなり年上の中年の英雄のことを「英雄くん」と呼ぶ。英雄は偶然出会ったにすぎない彼女のことを今回の大混乱から守り抜こうと誓うが……。
有村架純(ありむら かすみ)
1993年2月13日生まれ。兵庫県出身。主な出演作は映画『映画 ビリギャル』『何者』『夏美のホタル』など。『映画 ビリギャル』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞を受賞。
薮(やぶ 演:長澤まさみ)
英雄と比呂美がたどり着いたアウトレットモールに立てこもっていた一団の中にいた元看護師の女性。男勝りの性格で行動力もあり、ZQNと戦う力も持っている。伊浦やサンゴの下にはいるが、心から従っているわけではないらしい。
長澤まさみ(ながさわ まさみ)
1987年6月3日生まれ。静岡県出身。2000年に第5回東宝シンデレラグランプリ受賞。主な出演作は映画『涙そうそう』『海街diary』、ドラマ『セーラー服と機関銃』『真田丸』など。
伊浦(いうら 演:吉沢悠)
ショッピングモールに篭城した一団のリーダー。海外に留学した経験もあって高い知性と洞察力を持ち、食料調達などの作戦立案も担当している。物腰は柔らかいが、腹の底では何を考えているかわからない。
吉沢悠(よしざわ ひさし)
1978年8月30日生まれ。東京都出身。主な出演作は映画『道~白磁の人~』『さよならドビュッシー』『ちょき』、ドラマ『動物のお医者さん』『鴨川食堂』など。
サンゴ(演:岡田義徳)
伊浦とともにショッピングモールの一団を率いる男。パニック発生前の社会ではエリートコースに乗っていた伊浦に対して、どうしようもないニートで崩壊した今の状況を歓迎してるらしいことが言動からうがかえる。
岡田義徳(おかだ よしのり)
1977年3月19日生まれ。岐阜県出身。主な出演作はドラマ『木更津キャッツアイ』『砂の器』『篤姫』、映画『復讐したい』『愛を積むひと』、舞台『タンゴ・冬の終わりに』など。
てっこ(演:片瀬那奈)
英雄と安アパートで同棲中の彼女。いつまで経っても芽が出ない漫画家という夢にしがみついている英雄に対して、自分の年齢のこともあって、あせりといら立ちを感じている。本名は徹子で「てっこ」は英雄が呼ぶあだ名。
片瀬那奈(かたせ なな)
1981年11月7日生まれ。東京都出身。主な出演作は映画『海月姫』『二流小説家 シリアリスト』、ドラマ『オンナノミチ』『マネーの天使~あなたのお金、取り戻します!~』など
中田コロリ(演:片桐仁)
漫画家。英雄と同じ新人賞を受賞した、いわば同期だが、鳴かず飛ばずの英雄に対して編集者からもチヤホヤされる売れっ子になっている。漫画の腕もたしかで、その作品の面白さは英雄も認めている。
片桐仁(かたぎり じん)
1973年11月27日生まれ。埼玉県出身。お笑いコンビ「ラーメンズ」やエレキコミックとのユニット「エレ片」で活躍。俳優としてはドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』、映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』などに出演。
INFORMATION
映画『アイアムアヒーロー』
【CAST】
大泉洋
有村架純/吉沢悠 岡田義徳
片瀬那奈 片桐仁 マキタスポーツ 塚地武雅 徳井優
長澤まさみ
【STAFF】
原作:花沢健吾『アイアムアヒーロー』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
監督:佐藤信介
脚本:野木亜紀子
音楽:Nima Fakhrara
製作:東宝
共同製作:エイベックス・ピクチャーズ 小学館 電通 WOWOW 博報堂DYメディアパートナーズ ジェイアール 東日本企画 KDDI TOKYO FM 日本出版販売 小学館集英社プロダクション ひかりTV GYAO
製作プロダクション:東宝映画
配給:東宝
【OFFICIAL SITE】
映画『アイアムアヒーロー』公式サイト
2016年4月23日(土)公開
© 2016 映画「アイアムアヒーロー」製作委員会
© 2009 花沢健吾/小学館