小説
男ともだち
文藝春秋
あらすじ
【7/24(木)まで半額!!】 第151回直木賞候補作!関係のさめた恋人と同棲しながら、遊び人の医者と時々逢いびき。仕事は順調、でも何かが足りない――京都在住イラストレーター神名葵29歳。女として成熟していく途上の時期を、迷いながら、抑えきれないエネルギーにまかせて突っ走る。そんな彼女に、8年ぶりに突然電話をかけてきた大学の先輩・ハセオ。どうしようもなく女癖は悪いが、かつて誰よりも居心地のいい相手だった男。近くて遠い、遠くて近い、男ともだち。でもひょっとすると、恋人なんかよりずっとずっと大切な相手なのではないか。仕事と男と友情の、熱くてビターな日常を描いた傑作長篇小説。