ニュースリリース

2025年2月12日

【推し活ユーザーに聞いた決済手段】複数の決済手段を使い分け! 現金が主流だが電子決済利用者が急増 「ネットでも実店舗でも使えて汎用性が高い」との理由で人気

株式会社ブックリスタ(本社:東京都港区、代表取締役社長:村田茂、以下「ブックリスタ」)が運営する「推し活研究部(おしけん!)」(以下文中「おしけん!」)にて、推しのいるユーザーに対して、推し活における決済についての調査を行いました。

ブックリスタでは、推し活に特化したサービス「オシバナ」を運営しています。ユーザーは、‟推し活をしている人”が中心。「オシバナ」が設立した「おしけん!」は、ユーザーの皆様の推し活をより楽しく、サポートすることを目的とした部活動です。

今回は、推し活をしている10代~60代のユーザー347人に「決済手段」に関するアンケートを行いました。

◆推し活ユーザーの決済についての調査レポート

【推し活調査の概要】
調査対象:推し活をしている全国のユーザー
回答人数:347人
調査時期:2024年11月11日 ~ 11月26日
調査方法:「オシバナ」にてオンラインアンケートを実施
※本レポートのデータは、小数点以下第2位を四捨五入しています(合計しても100%にならない場合があります)。
※調査は報酬無しで実施しています。

■ 複数の決済手段を使い分け! 現金が主流、電子決済利用者も急増
本レポートでは、ユーザーの日常的な決済手段に関する利用状況を把握するため、以下の項目について複数選択形式で回答をいただきました。

・現金
・クレジットカード
・デビットカード
・バンドルカード
・ペイパル
・キャリア決済
・電子決済(電子マネー、コード決済含む)
・銀行振込
・代金引換
・電子ギフトカード(Apple Gift Card、Google Playギフトカードなど)
・払ってもらう(親など第三者による決済)
・NFT(非代替性トークン)
・暗号資産
・その他(自由記入)

調査結果に基づき、ユーザーがどのような手段を選択し、利用しているかについて詳細な傾向を年代別で明らかにしました。

近年、決済手段は多岐にわたり、現金やクレジットカードに加え、電子決済や暗号資産など、利用可能な選択肢が増加しています。その結果、一人のユーザーが複数の決済手段を保有し、用途や目的に応じて使い分けるケースが一般化しています。

今回の調査では、全年代を通じて「現金」を利用するユーザーが最も多く、全体で95.7%を占める圧倒的な結果となりました。また、年代が上がるにつれてクレジットカードの利用率が増加しており、全体では30.1%、特に大学生や社会人で顕著という結果になりました。

さらに、近年急速に普及している「電子決済」は、全体でも50.3%、全年代で上位3位以内にランクインする結果となりました。電子決済は、クレジットカードを保有できない学生層からも「ネットでも店舗でも利用できる」という利便性が支持されています。

注目すべき点として、中学生・高校生の回答において「払ってもらう(親など第三者による決済)」が上位となりました。
調査対象の「オシバナ」のユーザーは若年層に偏っており、実際に今回の回答は、小中学生・高校生が46.2%を占めており、全体のほぼ半数となっています。

■「推し活で最も利用する決済手段」は現金が54.2%と過半数を占める
「推し活」で最も利用する決済手段について、上記と同じ設問を用いて1つだけ選択していただきました。その結果は以下の通りです。

調査した結果、日常的に使用している決済手段とは異なる傾向が見られました。また、それぞれの決済を利用者が選択するには明確な理由があることがうかがえました。

以下では、推し活においてそれぞれの決済手段が選ばれる理由について、コメントを紹介します。

【現金派 54.2%】
・学生なので自分の手元から金が消えていく方が出費の自覚が出ていいと思っているから(10代女性)
・電子マネーやクレジットカードなどの媒体はお金が実際に見えず、知らず知らずのうちにたくさん使ってしまうことがあるため(10代女性)
・現金以外は不慣れで、危険なイメージもあり不安だから(30代男性)
・バンドグッズの物販がコード決済等未対応のため(40代女性)
・おこづかいが基本現金なのと、電子決済は登録が煩雑ということに家族が反対しており使えない(10代女性)

【クレジットカード派 21.7%】
・カード番号を登録しておけばいつでもすぐに決済できて楽(30代女性)
・グッズが高額だから。また、支払いまでの工程が多く買いすぎを防ぐことができる(20代女性)
・グッズやチケット代の払い忘れでキャンセルにならないようにカードを使うため(20代女性)
・いくら使ったか分かるように推し活専用のクレカがあります(30代女性)
・発売日が先の物が多いので忘れずに引き落とされるクレジットカードになる(30代女性)
・ポイント、マイルを貯めているから(30代男性)

【電子決済派 8.1%】
・現金を用意するのが面倒だから(10代女性)
・ネットでもレジでも使えて汎用性が高い(10代女性)
・手数料がかからなかったり、学生でも使えるから(10代女性)
・支払うのに手間がかからず、インターネットショップの商品も買えるため(10代女性)
・クレジットカードはまだ持てない中で、手数料がかからずに利用できるのが電子決済だった(20代女性)
・クレジットカードは持ってないし、現金だとポイントがたまらないから、ポイントのたまるコード決済で(20代女性)

【払ってもらう 6.7%】
・まだアルバイトができないからです(10代女性)
・推し活グッズ月5000円までだったら買ってもらえるっていう家の決まり(10代女性)
・家にお小遣い制度がない為(10代女性)
・クレカをまだ持っていないから(10代女性)
・僕がまだ働くことができない年齢なので親に払ってもらってます。お小遣い制でもなくバイトもできないのですごく感謝してます(10代)

【デビットカード 3.8%】
・スマホで完結するから(10代女性)
・現金がなくても現金のように使えるから(30代女性)
・貯めたポイントを残高にできるサービスを使用しているから(20代)
・クレジット決済のみ対応の買い物をすることが多いため(10代女性)

【バンドルカード 1.7%】
・クレジット決済のサイトが多いが、クレジットカードを持つのが怖いのでバンドルカードをずっと使用しています(20代男性)
・クレカ決済のみの物が多いけど、年齢的にクレカ持てないので(10代女性)
・インターネット上での決済の頻度が高いため(10代男性)

【キャリア決済 0.9%】
・楽だから(30代女性)
・ネット通販で購入するため(40代女性)

推し活において、現金派が大多数を占める一方で、その理由にはさまざまな背景があることが分かりました。「お金を使った感覚が得られるから」という意見や、ライブハウスなどでの物販のように現金決済しか対応していない場面で仕方なく利用しているケースが挙げられました。また、「年齢的にクレジットカードが持てない」という学生の声も多く寄せられ、特にクレジットカード決済のみ対応しているネットショップでの買い物に苦労する様子が浮き彫りとなりました。

そのため、学生の間では、クレジットカードの代替として電子決済やデビットカード、バンドルカードといったサービスが積極的に利用されていることが分かります。一方、「払ってもらう(親など第三者による決済)」の選択肢では、家族とルールを決めて一緒に推し活を楽しむ姿が見られるなど、推し活が家庭内の絆を深める一面も見られました。

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また、クレジットカードを利用するユーザーにおいては、マイルやポイントを貯めることで、推し活をよりお得に楽しむ工夫がされていました。

今回の結果からは、推し活ユーザーがそれぞれ自分に合った決済手段で推し活を楽しんでいることが伺えます。決済手段は多岐にわたり、クレジットカードを持てない年齢層の方々も、代替手段を利用して気軽にネットショッピングを楽しんでいるようでした。

■電子決済のトップはPayPay 電子決済利用者の約半数が選択
今回の調査では、全体の半数近くが利用している「電子決済」について、具体的にどのサービスが多く使われているのかをさらに掘り下げました。以下の項目を電子決済を利用するユーザーを対象に、複数選択形式で回答をいただきました。

・Amazon Pay
・au PAY
・d払い
・iD
・nanaco
・PayPay
・QUICPay
・WAON
・メルペイ
・PayPal(ペイパル)
・交通決済(Suica、PASMOなど)
・楽天Edy
・楽天ペイ
・海外決済(WeChatPayやAlipayなど)
・その他

調査結果は以下の通りです。

結果、電子決済の種類も多岐にわたり、利用が浸透している一方で、利用されるサービスには明確な偏りがあり、PayPayと交通系決済が突出して多く利用されていることが分かりました。

特にPayPayは、日常的に利用しているという回答が多く見られました。加盟店数の多さや、日常的に付与されるポイントの活用のしやすさに加え、定期的に実施されるポイント還元キャンペーンなどが支持されていると考えられます。一方、交通系決済は、日常的な移動に加え、コンビニや飲食店など、幅広い場面での利用のしやすさが選ばれる理由として挙げられます。

また、この調査結果からは、交通系決済は純粋に「交通費の支払い」として利用する層と、買い物にも活用する層で二極化していることが推測されます。

さらに、フリマアプリ「メルカリ」との親和性が高い「メルペイ」をはじめ、d払い、楽天ペイ、au PAYなど、携帯キャリアや日常的な買い物に利用されるサービスが選ばれており、利用者のニーズに応じた選択がされていることが伺えます。

本レポートの使用について
・本レポートを引用や転載される際は、必ず「「推し活研究部(おしけん!)」調べ」と明記してください。
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推し活アプリ「オシバナ」 の目指すところ


「おしけん!」を運営する「オシバナ」は、推し活を通して「今日も生きてて幸せ」を提供するサービスです。推し活やクリエイターエコノミー市場に関わるほとんどのサービスとの違いは、推す側の立場のユーザーを起点にサービス開発をしている点です。推す側のユーザーファーストを考え、ユーザーと一緒にプロダクト開発を行っています。今後もユーザーのフィードバックを最大化し、サービスに活かす方法について日々検討していきます。

「オシバナ」では、アプリ内で推し活ユーザーに向けたアンケートを定期的に行っています。いただいた意見はアプリ開発に反映されるほか、ニュースに取り上げられる可能性も!? 気になる方はアプリをダウンロードしてみてください(対応端末は現在はiOSのみ)。

公式サイト:https://oshibana.fun/
App Store URL:https://apps.apple.com/jp/app/id1581399897
対応端末:iOS ※iOS14.0以降
公式X(旧Twitter):https://x.com/Oshibana0487
イラスト:三浦ポパ(https://x.com/miurapopa)藍川蓮(https://x.com/aikwarendbiryut
サービスのアイデアや開発中の機能については、Trello(https://trello.com/b/E9C5Ac1M)にて公開しています。

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ブックリスタについて
ブックリスタは、「エンタメ×テック(知的好奇心×感動体験)」のビジョンのもと、推し活アプリ「オシバナ」やショートマンガ創作支援サービス「YOMcoma」、ポートフォリオEC 「ENRAI」など、新規事業の創造に取り組んでいます。また、電子書籍に関する各種事業を基幹事業として展開し、電子書籍ストアの総合的な運営をトータルにサポートしています。あらゆるエンタテインメントに対象を広げ、デジタルテクノロジーを駆使しながら、新しい価値の創出を実現していきます。
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※「- 推し活アプリ Oshibana -」は、株式会社ブックリスタの登録商標です。

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