オシャレはおばあちゃんに学べ!
おばあちゃんのオシャレ採集
幻冬舎
2013.4.12
この本のあらすじ
おばあちゃんのワンピースは、よく見たら、ヒョウ柄。・・・・・・究極の、わが道。おばあちゃんのおしゃれは、究極のわが道。流行も見た目も、関係ない。「おしゃれしてる」アピールもなければ、誰かの真似でもない。自分のためだけのおしゃれ。そんなおばあちゃんたちの街角スナップと採集を一冊の本にまとめました。水玉のおばあちゃんがいれば、ランニングおばあちゃんもいる。ステッキや手編み靴下の採集など。見て楽しい、読んで納得のイラストエッセイ。
おすすめコメント
美輪明宏はオシャレのコツを「まず自分のことを知り、似合うものとそうでないものを意識すること」と言っております。そういった意味でも、本書に出てくるおばあちゃんたちは間違いなくオシャレ上級者!トレンドやセオリーからは外れているかもしれませんが、とても個性的で何より本人によく似合っています。可愛らしいおばあちゃんたちのファッションイラストに癒されつつ、オシャレとはなんたるかを考えさせられるナイスな一冊。金太郎飴的な流行のファッションに飽き飽きしている方にオススメです!
世界初の女性ファッション誌
Harper’s BAZAAR(ハーパーズ・バザー) (2015年12月号)
ハースト婦人画報社
2015.10.20
この本のあらすじ
CONTENTS
EDITOR’S LETTER
CONTRIBUTORS
THE LIST
キーワードで見る最新トレンド
旬のスタイル指南
気になるあの女性のワードローブ
2016クルーズトレンド最前線
モード派の小物ギャラリー
年代別おしゃれ研究
ジュエリー物語
ティッシがニューヨークに宛てたラブレター
ファッションニュース
最旬ワークスタイル
この冬、ファッショニスタは何を買う?
ディオール×アヴェドン、永遠のコラボレーション
など
おすすめコメント
1867年にニューヨークで誕生した『ハーパーズ バザー』は、150年近くの歴史を誇る、世界で初めて誕生した女性ファッション誌。常に新しいスタイルを模索し、世界的な規模でトレンドを生み出し続けている本誌は、オシャレを志すものであれば決して避けては通れない伝説的なファッション誌です。提案するファッションスタイルの格好よさは言わずもがなですが、本好きとしては誌面のエディトルアルデザイン、ファッション写真の圧倒的な質の高さに感嘆します。アレクセイ・ブロドヴィッチやファビアン・バロンといった天才アートディレクター、リチャード・アヴェドンやマーティン・ムンカッチといった新人や別のジャンルで活躍していたフォトグラファーを大胆に起用するなどして、常に革新的なヴィジュアルの誌面を作ってきた歴史は伊達じゃありません!
粋な大人になりたい方へ
「いき」の構造 他二篇
岩波書店
1979.9.17
この本のあらすじ
日本民族に独自の美意識をあらわす語「いき(粋)」とは何か。「運命によって〈諦め〉を得た〈媚態〉が〈意気地〉の自由に生きるのが〈いき〉である」――九鬼は「いき」の現象をその構造と表現から明快に把えてみせたあと、こう結論する。再評価の気運高い表題作に加え『風流に関する一考察』『情緒の系図』を併収。
おすすめコメント
デジタル大辞泉によると「粋」とは、「気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。また、そのさま。」とあります。こんなスタイルを身につけられたら素敵だと思いませんか。本書は、日本に古くから存在している、なんとも捉えづらい美意識「粋」について、構造を分解することによって明快に定義・解説してくれます。特に表紙にもなっている粋の構造図は見事という他ありません。粋な大人になりたい方は必見ですよ。
オシャレな品々は本書でチェック!
日々の100
集英社
2013.7.24
この本のあらすじ
アメリカ郊外の村で見つけた、アンティークのキルト。古書店・カウブックスの開業時に揃えた、イームズのスツール。何気ない日常のアイテムから、大事な宝物まで、『暮しの手帖』編集長である著者が愛用する、100の品々。愛すべきモノたちと真摯に向き合い、その出合いや記憶を、自ら撮影した写真とともに心豊かに綴る随筆集です。100編の随筆に、3編が加わりました。
おすすめコメント
元『暮しの手帖』編集長で、現在はクックパッドが提供するウェブコンテンツ「くらしのきほん」の編集長を務めている松浦弥太郎。本書は、丁寧で上質な暮らしを知り尽くした彼だからこそ紹介できる逸品たちが、美しい写真とともに100まとめられています。それぞれの品に添えられるエッセイも趣深く、こんなオシャレな生活をしてみたいと思わずにはいられません。第2弾である『続・日々の100』も併せて、一家に一冊置いておきたい素敵な本です。
オシャレは人生を変える
海月姫(1)
講談社
2009.3.13
この本のあらすじ
史上初(?)の「本格腐女子漫画」! クラゲ大好きの女の子・倉下月海(くらした・つきみ)が暮らすアパートは男子禁制・ヲタ女子オンリーの天水館(あまみずかん)。ある日、月海が溺愛するクラゲ・クララのピンチを救ってくれたおしゃれ女子を部屋に泊めたら……!? 腐女子軍団「尼(あま)~ず」も人気爆発中♪
おすすめコメント
オシャレに全く興味がなかったクラゲオタクの女の子・倉下月海ですが、オシャレ大好きの女装イケメン・鯉淵蔵之介に出会います。そして、蔵之介にオシャレの楽しさを教わった月海は、おそるおそるではありますが、奥深きオシャレの世界へと足を踏み入れていくのです。映画化されたことからもわかるようにストーリーも抜群に面白いのですが、可愛いドレスやアクセサリー、ファッションがたくさん登場するので、ただただそれらをうっとりと眺めるというのも本作の楽しみ方の一つではないでしょうか。
いかがでしたか。しっかりトレンドを押さえたオシャレも楽しいですが、我が道を行くオシャレも素敵ですね。さて次週は「オーガニックフード入門」をお送りします。どうぞお楽しみに!