#あの人に気になるあのこと聞いてみた

新感覚時代劇ドラマが劇場版でついに完結

信長協奏曲のぶながコンツェルト』の最終楽章が始まる

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新感覚時代劇ドラマが劇場版でついに完結

信長協奏曲のぶながコンツェルト』の最終楽章が始まる

信長になった高校生のストーリーを締めくくる劇場版!

現代の高校生が戦国時代にタイムスリップして織田信長として生きることになるという、奇想天外な漫画『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』。単行本の累計部数が350万部を突破した、この人気漫画を原作として様々なメディア展開を行う一大プロジェクトが、「フジテレビ開局55周年プロジェクト」として2014年に始動した。フジテレビの名を冠したことからも分かるとおり、大きな力の入ったプロジェクトで、2014年7~9月にアニメ版が放送され、続く同年10~12月にドラマ版が放送された。

ドラマ版はフジテレビの月9史上初の時代劇であり、映画版との連動が決まっていたため、連続ドラマとしては破格の予算がかけられて戦国時代にふさわしいスケールの大きな映像が制作された。キャストには、主演の小栗旬をはじめ、主演級の豪華役者陣が集結して話題を呼んだ。

全11話で放送されたドラマは最終話で明智光秀の裏切りが描かれるという衝撃的な展開で幕を閉じ、多くの視聴者を驚かせ、この次はどうなるのかと大いに期待させた。そのドラマ版のストーリーを完結させる劇場版が、ついに登場したのだ。

監督はドラマ版の演出も務めた松山博昭。『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』『ライアーゲーム -再生-』で劇場版の監督の経験もある松山が、この“最終章”でサブローの物語をどう締めくくるのか、必見である。

本能寺で信長(サブロー)を待ち受けるのは…!?

STORY

戦国時代にタイムスリップしてしまった現代の高校生のサブローは、偶然、織田信長と出会うが、何と信長は自分とそっくりな顔をしていた。織田信長から自分の替わりに信長として生きるように頼まれたサブローは、初めは逃げ腰だったが、平和な世の中を作りたいと思い、信長として天下統一に乗り出す。

桶狭間の戦い、上洛、金ヶ崎の戦い、浅井朝倉との戦い、安土城の完成……と歴史どおりにさまざまなことを成し遂げ、ついに天下統一も目前となったサブローだが、現代から持ってきた歴史の教科書で自分がもうすぐ死ぬ運命にあることを知る。

自分の死を知ったサブローだが、運命に抗って生き抜こうと決意して、帰蝶との結婚式を開こうと考える。歴史にうとく本能寺の変を知らないサブローが、結婚式の会場として選んだのは本能寺だった。

サブローと帰蝶の結婚式のことを知った羽柴秀吉は、本物の信長でサブローに嫉妬している明智光秀に、本能寺で信長(サブロー)を討つよう告げるのだった……。

映画『信長協奏曲』の必見ポイント

ポイント1

豪華キャストのアンサンブル

『信長協奏曲』はドラマ版のときから、バラエティに富んだ役者陣の共演が大きな魅力だったが、その演技アンサンブルは劇場版でも健在。サブローと明智光秀の2役を演じた小栗旬と羽柴秀吉役の山田孝之とのやりとりは緊張感に満ちている。帰蝶役の柴咲コウと小栗とのやりとりも時にコミカル、時にシリアスとまさに絶妙。徳川家康役の濱田岳、松永弾正役の古田新太といった個性派もいい味を出しているので、その好演をしっかりと堪能してほしい。

ポイント2

映画ならではのスケール

劇場版ということで、今まで以上にスケールの大きな映像が堪能できる本作。合戦シーンの撮影は250人以上ものエキストラを集めて行われ、信長家臣の池田恒興を演じる向井理が落馬するというアクシデントも起きたが、その映像も使用することでより迫真に満ちたものに。クライマックスの本能寺のシーンは、静岡県伊豆の国市に建てられたオープンセットにおいて、本当に本能寺のセットを燃やして撮影された。激しい炎で本能寺が全焼する様は圧巻!

ポイント3

予想もつかないオリジナルのラスト

原作漫画は今も好評連載中であり、ストーリーのラストはまだ描かれていない。そのため、本作では映画だけのためのオリジナルの決着が描かれる。果たして史実どおりに本能寺の変で信長(サブロー)は死ぬのか? 生き延びたとしたら、その後の信長の生涯はどうなる? サブローは現代に帰れるのか? 現代に帰るとしたら戦国時代に残される帰蝶や家臣たちはどうなる? 何通りものパターンを考えて作り上げたという驚きの結末を見逃すな!

戦国を彩る個性的すぎる面々

CHARACTER

サブロー(演:小栗旬)

現代から戦国時代にタイムスリップした高校生。困難に直面すると逃げ出すクセがあり、信長として生きることにも最初は逃げ腰だった。理想を熱く語る一面も持ち、戦国の世を平和にするために天下統一を果たそうと考える。

小栗旬(おぐり しゅん)

1982年12月26日生まれ。東京都出身。1998年、『GTO』で連続テレビドラマ初出演。以後、映画、テレビドラマ、舞台で活躍。

帰蝶(演:柴咲コウ)

織田信長の妻で、斉藤道三の娘。気が強く、信長のことを「うつけ」と呼ぶ。本物の信長との結婚生活はうまくいってなかったが、入れ替わったサブローの明るさに徐々に心惹かれていき、彼のことを深く愛するようになる。

柴咲コウ(しばさき こう)

1981年8月5日生まれ。東京都出身。1998年にデビューし、女優、歌手として活躍する。2001年『GO』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞ほか数々の賞を受賞。

羽柴秀吉(演:山田孝之)

幼いころに自分の住んでいた村を本物の織田信長に襲われ、母親を殺された過去を持ち、信長のことを恨んでいる。素性を隠して信長の家臣となり、信長の寝首をかこうと狙っていて、そのために光秀のことも利用している。

山田孝之(やまだ たかゆき)

1983年10月20日生まれ。鹿児島県出身。1999年に俳優デビュー。主な出演作は『十三人の刺客』『のぼうの城』『凶悪』『新宿スワン』『バクマン。』など。

明智光秀(演:小栗旬)

本物の織田信長。病弱な身であることを悩み、サブローに身代わりとなり織田信長として生きるよう頼む。その後、明智光秀と名乗り、顔を隠して信長の配下に。自分と違ってまわりから信頼されているサブローに嫉妬している。

INFORMATION

映画『信長協奏曲』

【CAST】
小栗旬 柴咲コウ 向井理 / 藤ヶ谷太輔 水原希子・古田新太 濱田岳 髙嶋政宏 / 山田孝之
でんでん 勝矢 阪田マサノブ 阿部進之介 北村匠海

【STAFF】
原作:石井あゆみ『信長協奏曲』(小学館「ゲッサン」連載中)
監督:松山博昭
脚本:西田征史 岡田道尚 宇山佳佑
音楽:☆Taku Takahashi(m-flo)
主題歌:Mr.Children『足音 ~Be Strong』(TOY’S FACTORY)

製作:フジテレビジョン 小学館 東宝 FNS27社
制作プロダクション:FILM
配給:東宝

【OFFICIAL SITE】
映画『信長協奏曲』公式サイト

2016年1月23日全国東宝系にて公開

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