小説
琥珀のまたたき
講談社
あらすじ
魔犬の呪いで妹を失った三きょうだいは、ママと一緒にパパが残してくれた別荘に移り住む。そこで彼らはオパール、琥珀、瑪瑙という新しい名前を手に入れる。閉ざされた家の中、三人だけで独自に編み出した遊びに興じるなか、琥珀の左目にある異変が生じる。それはやがて、亡き妹と家族を不思議なかたちで結びつけ始めるのだが……。
発売されたばかりの新刊の中から、選りすぐりをピックアップしました
2015/10/20 更新
講談社
あらすじ
魔犬の呪いで妹を失った三きょうだいは、ママと一緒にパパが残してくれた別荘に移り住む。そこで彼らはオパール、琥珀、瑪瑙という新しい名前を手に入れる。閉ざされた家の中、三人だけで独自に編み出した遊びに興じるなか、琥珀の左目にある異変が生じる。それはやがて、亡き妹と家族を不思議なかたちで結びつけ始めるのだが……。
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文章がとても綺麗で、静かに、けれど濃密に綴られる小川洋子ワールド『琥珀のまたたき』が電子書籍で登場です。ママに連れられ、3人の子供たち、オパール、琥珀、瑪瑙(めのう)は外壁に囲まれた別荘で暮らすことになります。その閉ざされた世界は、独特な雰囲気で、じんわりとした恐怖にも似た質感に徐々に引き込まれていきます。本来であれば歪んだ暮らしであるのにも関わらず、どこか美しく、切ない物語。ぜひじっくりとご堪能ください。