小説
下町ロケット2 ガウディ計画
小学館
あらすじ
直木賞受賞作に待望の続編登場!
その部品があるから救われる命がある。
ロケットから人体へ――。佃製作所の新たな挑戦!
ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。
量産を約束したはずの取引は試作品段階で打ち切られ、ロケットエンジンの開発では、NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。
そんな時、社長・佃航平の元にかつての部下から、ある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。しかし、実用化まで長い時間と多大なコストを要する医療機器の開発は、中小企業である佃製作所にとってあまりにもリスクが大きい。苦悩の末に佃が出した決断は・・・・・・。
医療界に蔓延る様々な問題点や、地位や名誉に群がる者たちの妨害が立ち塞がるなか、佃製作所の新たな挑戦が始まった。
日本中に夢と希望と勇気をもたらし、直木賞も受賞した前作から5年。
遂に待望の続編登場!
おすすめコメント
人気沸騰!話題のドラマTBS日曜劇場『下町ロケット』原作本、直木賞受賞作に待望の続編が登場です。佃製作所の社員たちがものづくりを担ってきた町工場の意地を見せる怒涛の展開は、ドラマでも話題になっていますね。前作も数々のピンチを乗り越えてきましたが、続編となる『下町ロケット2 ガウディ計画』も、またしても波乱の連続。主人公・佃航平はもちろん、魅力的な社員たちが今回も活躍します。ドラマを観ながら、合わせて楽しんでみるのはいかがでしょうか。