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2012/3/16 更新
京極夏彦
講談社
おすすめコメント
「二十箇月もの間子供を身籠っていることができると思うかい?」。昭和27年の夏、三文文士の関口巽(せきぐちたつみ)は、東京は雑司ケ谷にある久遠寺(くおんじ)医院の娘にまつわる奇怪な噂を耳にする。しかも、密室から煙のように消えたというその夫・牧朗は関口の旧制高校時代の1年先輩だった。 『姑獲鳥の夏』は、1994年に発表された、京極夏彦のデビュー作となった記念碑的作品。その後2005年には堤真一主演で映画化もされています。「百鬼夜行シリーズ」もしくは「京極堂シリーズ」と呼ばれるこれらの作品群は、書店の本棚で見つけるのに全く苦労しないほどに分厚い、超長編。電子書籍であれば、重い紙の質量で手首が痛くなることもないでしょう。独特の世界観を、ぜひこの機会に味わってください。 「この世には、不思議なことなど何もないのだよ。関口君。」 (K)
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「二十箇月もの間子供を身籠っていることができると思うかい?」。昭和27年の夏、三文文士の関口巽(せきぐちたつみ)は、東京は雑司ケ谷にある久遠寺(くおんじ)医院の娘にまつわる奇怪な噂を耳にする。しかも、密室から煙のように消えたというその夫・牧朗は関口の旧制高校時代の1年先輩だった。
『姑獲鳥の夏』は、1994年に発表された、京極夏彦のデビュー作となった記念碑的作品。その後2005年には堤真一主演で映画化もされています。「百鬼夜行シリーズ」もしくは「京極堂シリーズ」と呼ばれるこれらの作品群は、書店の本棚で見つけるのに全く苦労しないほどに分厚い、超長編。電子書籍であれば、重い紙の質量で手首が痛くなることもないでしょう。独特の世界観を、ぜひこの機会に味わってください。
「この世には、不思議なことなど何もないのだよ。関口君。」 (K)