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2012/6/8 更新
佐々木譲
文藝春秋
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仙道孝司は北海道警・捜査一課の敏腕刑事だったが、任務がもとで罹ったPTPTSDのため、休職を命じられている。ようやく回復してきた頃、かつて札幌で起きた殺人事件と同じ手口で、千葉でデリヘル嬢が殺された。これは13年前のあいつの犯行か? その矢先に犯人から接触された仙道は、旧炭鉱町へ向かう(表題作)。リゾート村、札幌の倉庫、競走馬生産牧場…を舞台に、警察手帳も銃も持たない休職刑事が事件に新たな光と闇を見出す、連作警察小説。 『警官の血』で警察小説の俊英としても名を馳せた佐々木譲による、第142回(2009年下半期)直木三十五賞受賞作。「犯罪は、被害者だけではなく、捜査員の心まで傷つける」という、言われてみれば当たり前だけれども、これまで目を向けてこなかった事実に気が付かされます。 (K)
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仙道孝司は北海道警・捜査一課の敏腕刑事だったが、任務がもとで罹ったPTPTSDのため、休職を命じられている。ようやく回復してきた頃、かつて札幌で起きた殺人事件と同じ手口で、千葉でデリヘル嬢が殺された。これは13年前のあいつの犯行か? その矢先に犯人から接触された仙道は、旧炭鉱町へ向かう(表題作)。リゾート村、札幌の倉庫、競走馬生産牧場…を舞台に、警察手帳も銃も持たない休職刑事が事件に新たな光と闇を見出す、連作警察小説。
『警官の血』で警察小説の俊英としても名を馳せた佐々木譲による、第142回(2009年下半期)直木三十五賞受賞作。「犯罪は、被害者だけではなく、捜査員の心まで傷つける」という、言われてみれば当たり前だけれども、これまで目を向けてこなかった事実に気が付かされます。 (K)