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飼い犬をみると、その家の事情がわかる。昭和から平成、約45年をかけて、ひとりの女性がつかんだある幸福のかたち。『リアル・シンデレラ』以来となる、姫野カオルコ待望の長編小説。

日本で最も長い歴史を持つ文学賞、直木三十五賞の選考結果が発表されました。記念すべき第150回、受賞したのは『恋歌』（著：朝井まかて）と、本作『昭和の犬』の2作品です。本作の著者・姫野カオルコは、受賞記者会見にジャージ姿で登場。スポーツジムから駆け付けたのだとか。「ノミネートはアーティストとしてうれしいですが、受賞したら本が売れるので、ビジネスマンとしてうれしいです」とのこと、みなさま、著者もお待ちかねですのでぜひお買い上げくださいませ！(K)