小説
33年後のなんとなく、クリスタル
河出書房新社
あらすじ
1980年代に大学生だった彼女たちは、いま50代になった。日本社会の“黄昏”を予見した空前のベストセラーから33年。「豊かな時代」を過ごした彼女たちは今、何を思い、どう生きているのか?
発売されたばかりの新刊の中から、選りすぐりをピックアップしました
2015/2/3 更新
田中康夫
河出書房新社
あらすじ
1980年代に大学生だった彼女たちは、いま50代になった。日本社会の“黄昏”を予見した空前のベストセラーから33年。「豊かな時代」を過ごした彼女たちは今、何を思い、どう生きているのか?
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エッセイ
ラーメン カレー ミュージック
奥田民生
KADOKAWA / 角川マガジンズ
雑誌
Pen(2015年2月15日)
CCCメディアハウス
コミック
神様、キサマを殺したい。
松橋犬輔
集英社
小説
おまえじゃなきゃだめなんだ
角田光代
文藝春秋
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同じキャストで12年間撮り続けた映画が昨年話題になりましたが、なんとこちらは足掛け33年。胸に大きな「ヤッシー」バッチを付けていた長野県知事時代の印象も強い、田中康夫のデビュー作『なんとなく、クリスタル』は、流行語となり映画にもなった作品です。この通称「なんクリ」(と呼ばれていたそうですよ、本当に)、発刊当時は著者本人もまだ大学生だったとのこと。33年。あの頃 生まれた子どもに、もう子どもが生まれたくらいの時間が流れました。時代の流れとともに変わったものと、時を越えても変わらないものとは。